髪は女のいのち。髪の色を変えると、心も軽くなりますよね。気分や季節に合わせて楽しむヘアカラーは大切なオシャレの一部です。でも折角サロンでヘアカラーをしても、すぐに退色したり、変色したり・・・。そんな経験はありませんか?それはもしかしたら、カラー後のヘアケアが間違っていたせいかも!実はヘアカラー後のシャンプーってとても大切なんです。知らなきゃ損!のカラーを守るシャンプー方法についてお伝えいたします。

ヘアカラー後のシャンプーはどうして大切か?

ヘアカラー後の髪は実はとてもダメージを受けています。元々の髪の毛はpH4~6の弱酸性。ヘアカラーというのは、アルカリ性(pH8~10)の薬剤でキューティクルを開かせ、そこに色の粒を入れて髪の毛を染めます。ツーンとした独特の香りはアンモニアです。薬剤を揮発させ、髪の中に残留させないように働きます。

今のヘアカラーはこのツーンとした匂いがしないものも多いですね。アンモニアではなく別の揮発材が使われていたり、匂いを抑える成分を加えていたり、別の香りで香りづけしていたりします。このアンモニア臭が苦手で、セルフカラーをするという方も多くいらっしゃると思います。

ヘアカラー後のシャンプーというのは、このキューティクルが開いた状態の髪をシャンプーするということ。ということは、ノンカラーの髪を洗うときよりも、もっと丁寧に優しく洗う必要があります。折角カラーをしたのに、髪がパサパサでは見た目も悪くなってしまいますよね。

一概にシャンプーと言っても、含まれる成分やpH、その目的は様々です。カラーヘアを健やかに保ち、色落ちを防ぐ為には、カラー後のシャンプーの仕方や成分などがとても大切だと言えます。

ヘアカラーを長持ちさせるには?

ヘアカラーは、カラー薬剤を第1剤として髪の毛に塗布しますが、この薬剤は酸素を取り込みながら髪の毛の中で反応し発色していきます。美容室では色を定着させる為、第2剤として過酸化水素を使います。

実はこの反応、美容室にいる間だけでは終わっていません。薬剤はゆっくりと髪の毛の中で酸素を取り込みながら反応を続け、色の真の定着には3~7日かかります。

折角ヘアカラーしてもすぐに色落ちしてしまったり、退色してしまったり・・・。それはこのゆっくりとした反応の間に間違った方法で髪を扱ってしまうから。それでは、ヘアカラーを長持ちさせる為には何に気を付けたら良いのでしょうか?

カラー後24時間は洗髪しない方がベター

ヘアカラーをなるべく長持ちさせて、色を落ちるのを防止するためには、カラー後24時間はシャンプーをしない、髪を濡らさないことを心掛けましょう。この時期は、髪のキューティクルが開いて、とても色落ちしやすいデリケートな時期です。

いつからシャンプーがOKかと言いますと、カラー後2日以降です。当日はカラー後にあまり汗をかかないようにしてシャンプーを我慢し、キューティクルが落ち着くのを待ちましょう。

ぬるま湯で優しく手早く洗う

ヘアカラー後はシャンプーの仕方にも気を付けましょう。お湯は人肌位のぬるま湯にし、ゴシゴシこすらず、優しく地肌と髪の毛を洗います。そして短時間で洗うことを心掛けると髪に入れたカラーが落ちないで済みます。

もし汗をかいたりして、どうしてもヘアカラー当日に洗髪したいといった場合は、シャンプーを使わず、リンスだけにする方が良いでしょう。色が定着する迄の1週間は、この様にしてシャンプーした方がカラーの長持ちに繋がります。

髪は必ず乾かす

また髪は必ず乾かすことを習慣にしましょう。乾かさずに寝ると、キューティクルが開いたまま枕などでこすれてしまい、痛みの原因になります。髪のダメージはヘアカラーの色落ちをより促してしまいます。折角高いトリートメントを使っても、これでは勿体ないですよね。

乾かす際のコツですが、まずはしっかりタオルドライしてからドライヤーをかけます。タオルドライ後にコーミングすると、余分な水分が毛先から流れ落ち、ドライヤーの熱にさらされる時間が少なくて済みます。

ドライヤーでスタイリングする際は、毛の流れつまりキューティクルの流れに沿って温風をあてることが大切です。これを逆にしてしまうと、パサパサの広がった髪という悲しい結果に。よく前からドライヤーをあててしまうと思うのですが、これはキューティクルの逆方向になってしまっています。

顔回りの毛は、下方向に向いて生えているので、温風もこの方向に沿って後頭部からあててあげましょう。温風で乾かした後、数分冷風をあててあげると髪の毛が締まり、表面がツルツルになりますよ。

【サロン風!艶髪をつくるヘアドライ方法】

1.タオルを使い、抑えて(頭皮)挟み(髪)、良く水気を拭き取る
2.すぐに乾かさない場合は、変なクセが付かない様、ふんわりと後ろで髪をまとめる
3.軽くコーミング(櫛かけ)する
4.前髪を乾かす
5.毛の流れに沿い、後頭部からドライヤーの風が斜め下方向にあたるように乾かす
6.始めは髪の根元を乾かし、その次に毛の真ん中、毛先を乾かす
7.毛先は適量の毛束を指に絡めて内側にカールさせ、温風をあてた後、ドライヤーを外し2秒キープする
8.ブラシを使ってブローすると、キューティクルが面で整うので、よりツヤが出る

インバス・アウトバストリートメントを併用する

「ヘアカラーで髪が傷んだだろうから」と言って、トリートメントをべったりとつけ、そのまま寝るのは最もNGです。一番良いのは、インバスと呼ばれる洗うトリートメントで髪の毛をしっとりさせ、サッとぬるま湯で洗い流したのち、今度はアウトバスと呼ばれる流さないトリートメントをつけてしっかり乾かす方法です。

トリートメントを使わなくても、お家にあるオリーブオイルでも代用は可能です。この場合は、シャンプーをする前に、オリーブオイルで地肌と髪を優しくマッサージし、その後普通にシャンプーとリンスをします。

カラーケア用のシャンプーを使う

ヘアカラー後は、専用に作られたカラーケアシャンプーを使用した方がカラーが長持ちします。ヘアカラーのメカニズムを考え、それを補充する様に作られています。洗浄力も優しく、髪に負担をかけにくいものが多いので、ヘアカラー直後の特にデリケートな時期はこういったシャンプーを使うと色落ちを防ぐことができます。

紫外線に気を付ける

髪の毛は、肌や爪と同じタンパク質でできています。ですので、紫外線で同じ様にダメージを受けてしまいます。カラー後に紫外線で更に髪にダメージを与えてしまうと、色が落ちやすくなります。帽子や日傘、UVカット効果のあるトリートメントやスプレーで紫外線をカットしましょう。

カラーの色落ちの原因

では具体的にヘアカラーの色落ちを早めてしまう原因は何なのでしょうか?原因がはっきり分かれば、対策も立てやすいですよね。以下で順に見ていきましょう。

最大の原因は水

ヘアカラーの色落ちの原因にまず挙げられるのは「水」です。つまり、ヘアカラーをした当日はなるべくなら髪を濡らすのは避けてほしいのです。とはいっても、「髪を洗えないなんて気持ち悪い」と思ってしまいますよね。ですが、ヘアカラーが落ちる仕組みを知れば納得がいき我慢できるのではないでしょうか。

ヘアカラーは薬剤でキューティクルを開かせそこに色の粒を入れて髪の毛を染めますが、キューティクルはカラー後もすぐには閉じてくれません。そこに水をかけるということは、開いたキューティクルの窓から水が流れ込み中にある色の粒をさらって流れ出ていくということなのです。

カラーリングの成功はいかに髪に色を定着させるかにかかっていますから、当日はなるべく髪を濡らさない方が良いでしょう。ただ、暑い季節で我慢ができない場合などは、ぬるま湯でサッと流す程度にしておきましょう。短時間で済ませないとどんどん色が流れ出ていってしまいますよ。

当日のシャンプーも色落ちを早める

先ほども述べましたが、カラー後はキューティクルが開いたままです。カラーの定着には3~7日かかりますが、キューティクルがしっかり閉じる迄には24~48時間かかります。

このキューティクルがまだ開いた状態のヘアカラー当日に、熱いお湯をかけごしごしシャンプーすると、せっかく髪の毛に入れた色素が落ちてしまい、大切なタンパク質までもが水に溶けて流れ出てしまいます。結果、色も落ちるどころか髪も痛めてしまうことになってしまいますので、注意しましょう。

洗浄力の高いシャンプーも注意が必要

ヘアカラー後は、洗浄力の高いシャンプーも色落ちを早めるので注意しましょう。洗浄力が高いということは、成分がアルカリ性ということです。アルカリ性はキューティクルを開かせるので、髪の中の色成分が外に出て、色落ちしやすくなってしまいます。

おすすめ!カラーを長持ちさせるシャンプー

ヘアカラーを長持ちさせるには、専用のケアシャンプーを使いましょう。直後1週間用に作られたシャンプーは、弱酸性でキューティクルを補修し、カラーを髪の中に閉じ込める働きをする様に作られています。ご自分にあったものを2種類位選び、その時の髪の状態に合わせて使い分けるのがお勧めです。

例えば、今注目のヘマチン入りのシャンプーもお勧めです。ヘマチンとはヘモグロビンの成分の1つ。ヘモグロビンは人間や動物の血液の中で酸素と結合し、身体中に酸素を運ぶタンパク質です。酸素はヘマチンの方に抱えられています。

このヘマチンは髪の毛を作るタンパク質・ケラチンとも高い結合性を持つので、髪に沢山の酸素を送ってくれる有効成分として、ヘアケア製品に多く使われる様になっています。酸素剤としてヘアカラー時の第2剤としても使われています。

ヘマチンは毛根のダメージの元となる活性酸素を除去して抜け毛を抑制したり、メラニンの生成も促すので白髪を予防する働きもあると言われています。またカラー後に髪に残ったアルカリ成分を除去して髪を弱酸性に戻し、健やかな状態に保ってくれると言われています。

その他にも洗浄力に工夫したものや、天然の補修成分を含んだものなど色々とありますので、ご自分にあったものを選んでみて下さい。

インフィット

インフィットのアジューダカラーケアシャンプーの濃密な泡は、カラーリングで開いてしまったキューティクルを優しく包み込みながら汚れだけを洗い流します。ヘアカラーの色素はそのまま髪に残るから色落ちの心配はいりません。

優しい洗浄力ですが、髪に残ってしまったアルカリ剤や過酸化水素はしっかり除去してキューティクルを修復してくれます。日本人の髪質に合わせて作られたシャンプーだから、そのナチュラルな洗い上がりにきっと満足してしまうのではないでしょうか。

ペタルフレッシュ

ペタルフレッシュのカラープロテクションシャンプーは、オーガニック先進国アメリカで髪のプロとオーガニックメーカーが作ったオーガニックスシャンプー。ノンシリコン、ノンパラペン、フタル酸フリー、硫化系物質フリーの髪に優しい処方です。こちらはザクロとアサイー成分が入っており、髪を痛めるフリーラジカルを抑え、髪を活性化させ、カラーヘアを美しくキープしてくれるそうです。

cosmecology

cosmecologyのシャンプーフォーカラーは、世界的エステブランド「ギノー」「マリコール」が作るコスメラインのシャンプーです。ポリフェノールやビタミンA、ビタミンEが豊富な天然ビルベリーエキスを配合し、活性酸素を抑え、櫛通りの良い美しい髪をキープします。またヒマワリ種子エキスがヘアカラーの色落ちを防いでくれるそうです。

IDケア

シュワルツコフのBCクアカラースペシフィークは、有効成分・アミノケラチンコンプレックスとC+プロテインが髪のダメージを中から補修し、ハリ・コシのあるしなやかな髪に導きます。ヘアカラーをずっとしていて、ダメージが気になるという方にお勧めのシャンプーです。

ムコタ

ムコタのアデューラアイレシリーズは日本製のヘアケアライン。シャンプーにはセラミド類似成分・CMC補給に加え、各種成分が高濃度で配合されています。ヘアカラーで傷んだ髪の修復力と保水力を極限まで高め補修します。ごわつく髪、うねって広がる髪に特にお勧めのシャンプーです。優しく柔らかな洗い心地だそうですよ。

ハホニコ

ハホニコのラメイヘアクレンジングシャンプーは、髪に酸素を送る有効成分・ヘマチンを配合し、ヘアカラーの色持ちをアップさせます。またヘマチンの働きで頭皮に栄養と酸素を送り、しなやかで健康な髪に導き、抜け毛・白髪を防止します。注目のヘマチン入り!生き生きとした艶髪が期待できそうですね。

要チェック!市販のカラー後シャンプーランキング

直後用のシャンプーを使ったあとは、ヘアカラーの長持ちを目的に作られた専用シャンプーを使うと良いでしょう。こちらも普通のシャンプーとあまり変わらない価格帯で色々と市販されています。キューティクルを補修し、髪に栄養成分を与え、カラーヘアのツヤ感をアップさせてくれるものが多いです。

ロレアル

ロレアルのプロフェッショナルセリエ エクスパートルミノコントラストは有効成分・ニュートリコンプレックスが髪の細胞間の脂質を補い、集中的に補修します。更に、ミクロエマルジョンオイルによりパサつきを抑えた美しいカラーヘアーに導きます。ツヤツヤで滑らかな仕上がりにしてくれるシャンプーで、美容師さんもお勧めです。

ヴィダルサスーン

ヴィダルサスーンのプレミアムカラーケアシャンプーは、カラーでダメージを受けた髪をしっかり補修しながら、色のキープ力にも優れているそうです。洗髪中の摩擦を抑えて退色をブロックし、美しい艶のあるヘアカラーを保ちます。

ビゲン

ビゲンのトリートメントシャンプーは、白髪染めした後の髪にお勧めのシャンプー。髪を弱酸性に保ち、キューティクルを引き締めヘアカラーの色落ちを抑えます。フルーツ酸などの色持ち成分と、3種のプロテイン、6種の植物抽出エキスが髪のハリとツヤを守るそうです。

ニューウェイジャパン

ニューウェイジャパンのナノアミノシャンプーは、優しい洗浄力と優しい香りで癒されながらシャンプーができます。ですが、その仕上がりには驚きますよ。カラーリングで傷んだ髪をナノ化したアミノ酸系エモリエント成分とコラーゲンがしっかり修復。健康でツヤのある美しい髪へと導いてくれます。

ホーユー

ホーユーのプロマスターカラーケアシャンプーは、ヘアカラー後1週間の集中ケアの為に作られた専用シャンプーです。キューティクルのpHを整え、色落ちを抑え髪のコンディションを整えてくれます。髪質に合わせたカラフルなラインも魅了。スタイリッシュ、リッチ、スウィーティア、クール、ナチュリーから選べます。

カラーを長持ちさせるにはキューティクルを開かせない

いかがでしたでしょうか?ヘアカラーを綺麗なまま長持ちさせるシャンプーのコツは、キューティクルを開かせず、色を閉じ込めたままにすることでした。その為には、髪を元々の弱酸性に保ち、キューティクルが開いてしまう様なダメージを与えないことが大切です。

髪の美しさは大きな魅力の一つですよね。髪が美しいと、それだけで若々しく見えます!ヘアカラー後用のシャンプーもそんなに高いものではないので、すぐに取り入れられそうですね。

また輝く美髪の為には

・動植物性のタンパク質やネバネバ食品、果物、ミネラルを含んだ食品をバランス良く食べる
・ブラッシングをして天然のうるおい成分を髪の先まで行き届かせる
・頭皮マッサージで頭皮の血行を良くする
・ヘアアイロンの使いすぎ(熱によるダメージ)に注意をする
・ヘアカラーとパーマの間は最低1週間は空ける(パーマ液もキューティクルを開かせる)

などのポイントもあります。難しいことはなく、すぐに実行できそうなことばかりですね。是非今日から全部取り入れ、ツヤツヤサラサラのカラーヘアーを長く楽しんで下さいね。